駐日ベトナム大使が仙台で講演 宮城での科学技術協力に期待
宮城県内の企業関係者らでつくる県日越交流協会は22日、フアン・クアン・ヒエウ駐日特命全権大使を招き、仙台市青葉区のホテル白萩で講演会を開いた。
ヒエウ大使は、昨年が日本との国交樹立50年だったベトナムの経済成長や観光名所を紹介。県内企業の進出や次世代放射光施設ナノテラスなどを通じた科学技術協力に期待を示し「交流、協力関係強化のためにサポートしたい」と語った。
講演後は、日本貿易振興機構仙台貿易情報センター(ジェトロ仙台)の峯村直志所長が、企業の海外展開を後押しする事業を説明。国内企業アンケートでベトナムは事業拡大先の2位だったとして「ベトナムの市場規模と成長性を評価する企業が多い」と分析した。
講演会は協会の会員ら約70人が参加した。協会は昨年12月、ベトナム外相から友好関係の発展に貢献したとして表彰された。
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