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河北春秋(4/28):平安時代、東北産の「みちのく紙」は品質の…

 平安時代、東北産の「みちのく紙」は品質の高さから都で高く評価された。紫式部は『源氏物語』で「ふくよかなるみちのくに紙」と何度も褒めたたえた。紙に光沢があって、やや厚みがあったとされる▼清少納言は『枕草子』に、腹立たしいことがあった際、「よき筆、白き色紙、みちのくに紙など得つれば」と書き、気分が晴れ…

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