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デスク日誌(5/9):符丁で言われても

 落語「妾馬(めかうま)」で大名屋敷に呼ばれた職人の八五郎は慣れない言葉に戸惑う。

 「御広敷(おひろしき)? 御馬場? 風呂敷もお婆(ばば)も見当たらないね。即答を打てと言うから側頭をぶったら怒られちゃった。ササを食べるかって。いくら貧乏でも笹(ささ)は食わねぇ。何だ酒のことか。符丁を使われても困る…

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