「十年一昔」とは言うが、働き方改革の波は数年前の常識が通じなくなるほどの勢いがある。事件事故の取材現場に戻り、時代の移り変わりを感じている。
仙台市内で発生する事件事故の取材は、「署回り」と呼ばれる警察署担当の若手記者が担う。最もつらかったのは毎日の早起き。当直から通常体制に切り替わる前の午前8時…