「おいしい場面だと思った」。5月26日に仙台市の東北福祉大球場であった仙台六大学野球の春季リーグ最終節。東北福祉大を相手に七回、無死満塁のピンチでマウンドに送られた仙台大の4年生、小野寺唯人投手の言葉だ。
優勝に王手をかけた仙台大が1点をリードした場面。小野寺投手は最初の打者に打たれて同点を許し、…