閉じる

「サイボーグ009」砂像で再現 石巻・石ノ森萬画館が企画 来年3月まで展示予定

サイボーグ009のキャラクターが彫られたサンドアート

 漫画家石ノ森章太郎さん(宮城県登米市出身)の作品「サイボーグ009」の連載開始60周年を記念し、キャラクターのサンドアートが16日、宮城県石巻市の石ノ森萬画館前に登場した。来年3月まで展示する予定。

 同県東松島市の地域おこし協力隊員でサンドアーティストの保坂俊彦さん(50)が今月上旬から2週間ほどかけ、高さ約3メートル、幅約4メートル、奥行き約3メートルの作品を制作。主要キャラクターのサイボーグ戦士9人とギルモア博士を立体的に描いた。裏面には60周年記念のロゴを彫った。

 16日にあった完成セレモニーで、同館を運営する石巻市のまちづくり会社「街づくりまんぼう」の木村仁社長は「たくさんの人にサンドアートのみならず、石巻圏域の魅力を発信したい」とあいさつした。

 幼少期に漫画やアニメでサイボーグ009に親しんでいた保坂さんは「石ノ森さんの作品にたくさんの夢をもらった。このアートも子どもたちの夢につながってほしい」と語った。

 ファン歴35年ほどという同市の主婦(55)は「瞳が生き生きしていてすごい」とカメラを向けていた。

関連リンク

関連タグ

最新写真特集

ライブカメラ