閉じる

「官製ワーキングプア」理解深めて 仙台・市民活動サポートセンターで7、28日に学習会

 自治体などの非正規職員が低収入や不安定な雇用環境にさらされる「官製ワーキングプア」の問題について考える学習会が7、28の両日、仙台市青葉区の市市民活動サポートセンターで開かれる。

 NPO法人イコールネット仙台の主催。7日は「公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)」共同代表で、埼玉大ダイバーシティ推進センターの瀬山紀子准教授が女性が大半を占める非正規職員の現状について講演し、全国調査などで浮き彫りになった問題や解決策を解説する。

 28日は河北新報せんだい情報部の菊池春子記者が、連載「非正規公務員の現実~『女性活躍』の陰で」の取材を通じて見えた現状や課題などを報告する。

 イコールネット仙台の宗片恵美子常務理事は「福祉や子育て支援などを多くの非正規職員が支えている。公共サービス全体の問題であり、多くの人に参加してほしい」と呼びかける。

 開始は両日とも午後1時半。入場無料。定員はそれぞれ30人(先着順)で、事前申し込みが必要。連絡先は宗片さん090(3752)3246。

関連リンク

関連タグ

最新写真特集

ライブカメラ