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水俣病被害者の救済 失った信頼、本気度問われる 社説(7/20)

 謝罪を重ねるだけでは信頼回復の道は遠い。水俣病被害者らが伊藤信太郎環境相との懇談の際に発言を遮られた問題を受け、環境省は再懇談の場を設けたが、救済制度を抜本的に見直す考えを示すことはなかった。国は失態を取り繕うだけでなく、傷ついた被害者の心に真正面から向き合ってほしい。

 被害者側が発言中、持ち時間…

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