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河北抄(9/9):夏の名残を惜しむように、時々浴衣を引っ張…

 夏の名残を惜しむように、時々浴衣を引っ張り出して着る。四半世紀以上前、離れて暮らす親が持たせてくれた虎の子の1枚。着付けは無理と一度も袖を通さずにいたが、本紙日曜朝刊に連載中のエッセー『のんびり和暮…

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