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卓球の張本兄妹が宮城県庁訪問「パリ五輪、応援が力に」 美和選手に県が特別表彰

大勢の職員らに見送られる張本智和選手(手前左から2人目)と美和選手(同3人目)

 パリ五輪卓球女子団体で銀メダルに輝いた仙台市出身の張本美和選手(16)=木下グループ=と男子日本代表で兄の張本智和選手(21)=智和企画=が17日、県庁を訪れた。

 2人は村井嘉浩知事らと懇談後、セレモニーに臨み、美和選手に特別表彰の賞状と記念品が贈られた。県の魅力をPRする「みやぎ絆大使」に就任する美和選手は「緊張したし、不安だらけの五輪だったが、日本、宮城県の皆さんからの応援は力になり、戦うパワーにもなった」と感謝した。

 2大会連続のメダル獲得に惜しくも届かなかった智和選手は「今回はメダルを獲得できず、酸いも甘いも経験した。(4年後の)ロサンゼルス五輪では、より色のいいメダルを取れるように、妹と一緒に頑張りたい」と次を見据えた。

 村井知事は「スポーツで勇気と元気を与えてくれたことを心から感謝している」とたたえた。

 美和選手は村井知事との懇談前、仙台市役所を訪問し、藤本章副市長から特別表彰「賛辞の楯(たて)」が贈られた。

張本美和選手へ特別表彰

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