鉄道遺構を探そう　知られざる歴史に触れる　宮城・美里で10月11日イベント

　宮城県美里町内に残る小牛田駅など鉄道関連の史跡を巡る学習講座「鉄道遺構を探そう！」が１１日、町郷土資料館を中心に開催される。

　小牛田駅は１８９０年、東北線の岩切－一ノ関間の開通に伴い開業した。講座では明治・大正時代から残る東北線や陸羽東線の遺構を列車やバスで回り、小牛田駅構内のレール転用鉄骨などを見学する。

　企画に携わった町地域おこし協力隊の久田大貴さん（４９）は「町には開業当初から現在も使われている橋脚もある。知られていなかった鉄道の歴史を参加者に見てほしい」と話した。

　対象は１８歳以上（定員２０人）。午後１～５時。参加料３００円（ＪＲの乗車券代が別途必要）。ＱＲコードから申し込む。連絡先は資料館０９０（２７９６）９３６９。