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伊達氏の城造り、時代ごとに紹介 仙台で5日シンポ

CGで再現された仙台城本丸の鳥瞰(ちょうかん)図

 伊達氏の居城の変遷をたどるシンポジウム「伊達の城づくり」が5日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで行われる。

 伊達氏は鎌倉時代から江戸時代初期にかけて、福島県伊達郡内、山形県米沢市、大崎市岩出山、仙台市と移ってきた。各地の城館を専門家が解説し、伊達氏の城造りの本質を考える。

 伊達郡時代の居城については福島県桑折町教育委員会学芸員の井沼千秋さん、米沢と岩出山時代は元米沢市教委職員の手塚孝さん、仙台城は青葉城資料展示館主任学芸員の大沢慶尋(よしひろ)さんがそれぞれ紹介する。3人によるパネル討論もある。

 シンポは日本建築家協会東北支部宮城地域会が、台湾の台南市建築師公会と開く交流大会の一環で主催する。午後1~4時。入場無料。連絡先は宮城地域会022(225)1120。

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