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<東北の本棚>疑念生む恐れが切ない

◎さくらのまち 三秋縋 著

 20代前半の尾上匡貴(おがみまさき)は、高校卒業まで過ごした北国の地方都市を憎悪を込めて「桜の町」と呼ぶ。中学時代の級友、高砂澄香が自殺したという知らせを受けて4年ぶりに帰…

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