田中将、巨人入団で合意
プロ野球巨人が東北楽天から自由契約となった日米通算197勝の田中将大投手(36)と来季入団で合意したことが23日、関係者への取材で分かった。近く正式に発表される見通し。
チームでは、今季15勝を挙げた菅野智之投手(35)が米大リーグに移籍決定。若手が多い先発投手陣に経験豊富なベテラン投手を加えるべく前向きに調査していた。
田中将は右肘のクリーニング手術明けだった今季は登板1試合に終わった。東北楽天に推定年俸2億6000万円から野球協約の減額制限(1億円超は40%)を大幅に超える年俸を提示され退団を決意。移籍先を探していた。
北海道・駒大苫小牧高から2007年に高校生ドラフト1巡目で東北楽天に入団。13年に24勝0敗1セーブの成績で球団初のリーグ優勝と日本一の原動力になった。日本では248試合で119勝68敗3セーブ、防御率2・67。米大リーグではヤンキースでの7年間で計78勝を挙げた。
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