ベルギーの国際ピアノコンクール 仙台・住吉台の小4桒原さん2位 初の大舞台「次は1位」
ベルギーで昨年12月に開かれた第12回セザール・フランク国際ピアノコンクールのA部門(10歳以下)で、仙台市住吉台小4年の桒原宇秀(くわはらたかひで)さん(10)が2位に入った。メンデルスゾーン「主題と変奏」やチマローザ「ソナタ」など4曲を演奏、10人のファイナリストの中から選ばれた。
桒原さんは5歳からピアノを始め、サンリツ楽器(仙台市)のピアノ演奏研究コースで学ぶ。「初めての大きな国際コンクールで自分の音楽に集中し、受賞できてうれしい。支えてくれた全ての人に感謝したい」と述べた。今後については「次回は1位を目指して頑張りたい」と話した。
これまで指導に当たってきたサンリツ楽器講師の小国純子さんとピアニストの山川充さんも現地で見守った。小国さんは「本人の努力と家族の協力、周りの皆さんの応援が実を結んだ」とたたえた。山川さんも「目覚ましい成長と努力を称賛するとともに、仙台から素晴らしい才能が生まれたことを誇りに思う」と喜んだ。
コンクールは、ベルギー出身でフランスで活躍した作曲家・オルガニストのセザール・フランク(1822~90年)を記念し設けられた。
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