気仙沼市長、ふるさと納税に危機感も<みやぎ記者手帳>
「多くの人が身近なものとしてふるさと納税を利用するようになった」。宮城県気仙沼市の菅原茂市長は年明け最初となった7日の定例記者会見で、昨年末時点で過去最高の112億円を突破した本年度の寄付総額に関し、好調の要因を分析した。
一方、総務省は10月からポイントを付与する仲介サイトの利用を自治体に禁じる方針で、今後の動向は見通せない。菅原市長は「頂いた寄付は気仙沼の未来のために使う」と力を込めつつも、財源の先行きは「危機感だらけ」と不安もにじませた。
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