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墨痕伸びやか 自由で流麗に 東北書道会が仙台で新春展

多彩な書が並ぶ東北書道新春展

 東北書道新春展が25日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで始まった。東北最大の書道団体である東北書道会(後藤大峰会長)の主催。29日まで。

 県内を中心に会員112人が漢字、かな、篆刻(てんこく)、調和体の書を出品。縦約135センチ、横約35センチの半切サイズに「慶賀光春」といっためでたい言葉や漢詩などを流麗に書いた作品が並ぶ。

 昨年始めた小中学生の部門は半紙とミニ条幅計526点を展示。色を塗ったり、みかんの絵を描いたりと自由な書が目を引く。

 村山柳雅副会長は「色の付いた紙を使うなど春らしい作品が多い。子どもたちも好きなテーマを楽しんで書いている」と話す。午前10時~午後6時(最終日は午後4時まで)。入場無料。

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