世界のダンサー、秋田に 2月8、9日フェス 韓国などから18人参加
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世界のダンサーが出演する国際ダンスフェスティバル「踊る。秋田」が8、9の両日、秋田市のアートボックス卸町で開かれる。主催する同市の一般社団法人PALの担当者は「現代社会と向き合うダンサーと同じ空気を共有してほしい」と呼びかける。
韓国、台湾、ラオス、イタリアの計7組18人がコンテンポラリーダンスを披露する。演劇のような展開や、民族舞踊を取り入れたものなど多彩な作品が集まる。昨年アジア各地であったフェスティバルで審査員を務めたPAL芸術監督山川三太さん(71)=秋田市=が、発表作品から選んだ。
会場は内装が黒一色の劇場型アトリエで、昨年10月にオープンした。山川さんは「ダンサーが見る世界を想像しながら芸術的冒険を楽しんでほしい」と話す。
「踊る。秋田」は、ともに秋田県出身で創作舞踏の先駆者石井漠(1886~1962年)、暗黒舞踏の創始者土方巽(1928~86年)を顕彰し、2015年に始まった。
前売り券は一般3000円(当日3500円)、2日通し券5000円、高校生以下無料(要予約)。PALの公式サイトなどで予約できる。
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