閉鎖の「セントメリースキー場」通年稼働の屋外体験施設化を提案 宮城・川崎

昨年3月末に閉鎖された宮城県川崎町所有の旧セントメリースキー場の跡地活用を巡り、同町のサービス業「さかたや」が、町との優先交渉権を得た。ファミリー・初心者と上級者の2層に絞った冬のスキー場経営を軸に、サマーゲレンデやドッグランなど通年稼働の屋外体験施設化を提案した。
地元のサービス業「さかたや」が優先交渉権
町山村開発センターで3日、公募に応じた提案事業者の交渉順位を決める審査員会があり、さかたやと仙台市の一般社団法人「仙南外遊び会」の2社が事業案を示した。外部委員5人が審査し、優先交渉先にさかたやを選んだ。交渉が決裂した場合、町は外遊び会と交渉できる。
さかたやは跡地に隣接する町所有の宿泊施設付きオートキャンプ場「るぽぽの森」を2017年から指定管理する。坂田政裕社長(45)は「キャンプ場とスキーの相乗効果を狙いたい」と意気込みを語る。
スキー場の跡地面積(約52万6400平方メートル)の内訳は民有地70%、町有地20%、国有林10%。民有地は28年3月まで町との借地契約が残る。活用には地権者34人や1法人、林野庁の了解が必要となる。
町は事業者との交渉と並行して地権者への説明を行い、町議会報告を経て4月に採択事業者を決定する。
1990年開業のスキー場は、山形自動車道笹谷インターチェンジ(IC)近くの好立地を生かし、ピークの95年には約15万9000人を集めた。老朽化する設備の維持管理費やスキー離れに加え、暖冬による雪不足が追い打ちとなり、町は昨年3月末で営業を終了した。
関連リンク
- ・今のところ2件だけ…宮城・川崎町 セントメリースキー場跡地利用で質問、意見求む 5月末まで募集
- ・宮城・川崎のセントメリースキー場 あす3日で35年の歴史に幕 雪不足で予定早めて営業終了
- ・セントメリースキー場、35年の歴史に幕 設備老朽化や雪不足など影響
- ・シーズン中の安全祈願 川崎町・セントメリースキー場
- ・夏スキー始めました セントメリーに「サマーゲレンデ」
みやぎ地域安全情報
宮城県警 みやぎセキュリティメールより
- 特殊詐欺の予兆電話について(美里町)
- 女子小学生らに対する声かけ事案の発生【白石市】
- 特殊詐欺の予兆電話について(利府町)
- 特殊詐欺の予兆電話について(仙台市宮城野区)
- 還付金詐欺の特殊詐欺注意報(仙台市泉区)
- 女性に対する下半身露出事案の発生【石巻市】
- 男子小学生に対する声かけ事案の発生【多賀城市】
- 特殊詐欺の予兆電話について(多賀城市)
- 男子小学生に対する声かけ事案の発生【青葉区】
- 特殊詐欺の予兆電話について(仙台市泉区)
- 消防職員を装う不審電話について(角田市)
- オレオレ詐欺の特殊詐欺注意報(石巻市)
- 還付金詐欺の特殊詐欺注意報(仙台市太白区)
- 女子小学生に対する容姿撮影事案の発生(大河原)
- 特殊詐欺の予兆電話について(角田市)
- 特殊詐欺の予兆電話について(登米市)
- 特殊詐欺の予兆電話について(角田市)
- 男子小学生に対する凝視事案【泉区】
- オレオレ詐欺の特殊詐欺注意報(角田市)
- 女子高校生に対する盗撮事案の発生【泉区】