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宮城・大崎市図書館、来館者200万人 仙台の3歳児に記念品

来館者200万人目となった石垣さん一家

 宮城県大崎市図書館は2月9日、来館者が2017年7月の移転オープンから累計200万人を突破したとして、200万人目の仙台市宮城野区の石垣倫雪(ともゆき)ちゃん(3)に認定証と記念品を贈った。

 父耕希さん(39)、母真奈さん(36)と訪れた倫雪ちゃんは、突然のセレモニーに驚いた様子で、熊野充利教育長や市の公式キャラクター「パタ崎さん」とくす玉を割り、新米などの記念品を受け取った。

 高校教諭の耕希さんは3年前まで市内に勤務し、毎週のように図書館を訪問したという。「子どもにも使いやすい場所で、本が好きになってほしいと思って連れてきた。忘れられない記念になった」と話した。

 市図書館は蔵書30万点を抱え、平日900人、土日は1200人が利用する。横山一也館長は「本を貸すだけでなく、コミュニティーの核として街づくりに貢献したい」と話した。

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