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まちづくり基金の助成先に宮城県内15団体・個人 仙台銀行が計278万円贈呈

坂爪頭取(左端)から目録を受け取った助成先団体の代表(左から2、3人目)

 仙台銀行は本年度の公益信託まちづくり基金の助成先として、地域振興に取り組む県内15団体・個人を選んだ。10万~30万円ずつ計278万円を贈った。

 仙台市青葉区の本店で1月28日に贈呈式があり、審査で特に評価の高かった2団体が出席し、坂爪敏雄頭取が目録を手渡した。

 一般社団法人Ripple(リプル、気仙沼市)は着なくなった子ども服を交換できる施設を運営する。職員の高橋えりさん(33)は「子育て中の親同士の交流や社会との接点になる活動を続けたい」と語った。

 コワーキングスペースを運営する縁屋(登米市)は人材発掘に力を入れる。代表の志田敏典さん(37)は「異業種交流会や地元の隠れた人材を紹介するフリーペーパー発行で地域活性化につなげたい」と述べた。

 他の助成先は次の通り。一般社団法人アート・インクルージョン、TAUラウンドテーブル、西多賀まちづくり推進委員会、一般社団法人貞山運河ネット(仙台市)▽石巻ユニバーサルビーチ委員会、株式会社街づくりまんぼう、南三陸YYProject(石巻市)▽小泉ユニバーサルビーチユニット(気仙沼市)▽Let’s Fit~繋ぐ~(岩沼市)▽ダクシオンプロジェクト(栗原市)▽ハッピースマイル(東松島市)▽特定非営利活動法人リフ超学校(利府町)▽一般社団法人ボランティア東北ファミリア(南三陸町)

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