住宅リフォーム、東北電力が窓口に　サンダイと業務提携

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　東北電力は２６日、住宅のリフォーム・リノベーションサービスの提供に向け、リフォーム事業などを手がけるサンダイ（仙台市）と業務提携したと発表した。東北電のウェブサイトや電話窓口を通じ、今年４月から工事依頼を受け付ける。

　サービスは一戸建てかマンションかを問わない。水回りや窓、玄関、屋根、内外壁、内装、外構など幅広いニーズに対応する。

　サンダイの担当者が現地調査や見積もりを実施し、工事内容や工期などを顧客と打ち合わせする。工事後は１０年間、品質保証する。

　東北電との電気契約の有無にかかわらず利用が可能で、仙台市を含む宮城県内の２２市町村に提供する。今後はエリア拡大を見込む。

　東北電の消費者調査で、リフォームやリノベーションに関し「工事前に十分な説明がなかった」「施工後に不備が見つかった」といった声が寄せられたことが業務提携のきっかけ。同社によると、サンダイは１９９６年の創業で、地域密着型として高品質のリフォーム工事を手がけている。

　東北電の担当者は「リフォーム会社選びで後悔せず安心して工事を任せられるサービスを提供したい」と話した。