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「記録も記憶もない」 津島・自民青森県連会長、安倍政権下の金券受領を否定

 自民党の大岡敏孝衆院議員(比例近畿)が2012年の衆院選で初当選後、当時の安倍晋三首相側から金券をもらったと証言したことを巡り、同期当選の津島淳青森県連会長(衆院青森1区)は22日、青森市内で報道陣の取材に対し「記録も記憶もない」と自身の金券受領を否定した。

 津島氏は、時期は定かでないとしながらも、初当選後に安倍氏と1期生が集まる会食に出席したことは認めた。119人いる1期生は「順番に呼ばれた」といい、津島氏が出席した会は「公邸ではなく私的な形だった」と説明した。

 金券の配布が歴代の自民党政権下で繰り返されていた疑いについて「慣行や悪弊と言われているが事実関係として明らかになってない」と述べた。

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