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猪口邦子参院議員宅で火災 1人死亡、夫と娘安否不明

 猪口邦子参院議員
 炎上する東京都文京区のマンション=27日午後9時47分

 27日午後7時過ぎ、東京都文京区小石川2丁目のマンションから出火していると通報があった。警視庁によると、現場は自民党の猪口邦子参院議員(72)の自宅で4人暮らし。猪口氏と娘1人とは連絡が取れているが、夫で東大名誉教授の孝氏(80)と別の娘の安否が不明という。現場から性別不明の1人が搬送され、死亡が確認された。さらに1人が見つかり、容体を調べている。

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 東京消防庁などによると、6階建てマンションの6階約150平方メートルが燃えた。火災は28日午前0時40分ごろ、ほぼ消し止められた。消防車など30台以上が出動して活動に当たった。

 猪口氏は上智大教授などを経て2005年9月の衆院選で初当選。少子化・男女共同参画担当相を担った。10年7月からは参院議員となり、現在3期目。参院の外交・安全保障調査会長を務めている。孝氏は国際関係論や政治学を専門とし、新潟県立大の学長も務めた。

 現場は東京ドームから北に約500メートルのマンションや住宅が立ち並ぶ一角。現場からは一時オレンジ色の炎が上がり、周辺には煙が立ち込めた。

共同通信

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