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窓割れ、骨組みむき出しに 近隣住民「痛ましい」

 火災があった猪口邦子参院議員の自宅マンションを調べる消防隊員=28日午前9時26分、東京都文京区

 マンション一室の窓ガラスは割れ、天井が焼けて骨組みがむき出しになっていた。東京都文京区の住宅街で発生し2人が死亡した火災現場は、自民党の猪口邦子参院議員(72)と夫で東大名誉教授の孝さん(80)の自宅。孝さんと娘1人の安否は不明となっており、近くの住人からは「痛ましい」「信じられない」との声が聞かれた。

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 27日夜、6階建てマンションの最上階から激しい炎が噴き出し、白煙が漂った。衣服で口を覆って帰宅する住民の姿もあった。火が消し止められた28日午前、現場周辺には規制線が張られ、捜査員らがマンションに入っていった。

 孝さんが通っていた理髪店を営んでいた80代男性は「孝さんは足が悪くなり1年半ほど前から来なくなった。逃げられたと思いたい」と不安そうな様子。近くに住む団体職員の50代男性は「昨晩は会社に避難して泊まった。2人が亡くなったと聞き痛ましい」と話した。

共同通信

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