参院政倫審、２７人が出席意向　旧安倍派、年内開催へ調整

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　自民党の松山政司参院幹事長は２８日、派閥裏金事件に関わった旧安倍派の参院議員２７人が、参院政治倫理審査会に出席する意向を示したと国会内で記者団に明らかにした。臨時国会中の開催に向けて政倫審の与野党筆頭幹事が日程や開催方式を調整する。

　松山氏ら自民参院幹部は２８日、立憲民主党の参院幹部と会談し、２７人が出席意向を示していると説明。「年内に弁明の機会をつくってほしい」と要請した。会談後、立民の斎藤嘉隆参院国対委員長は、政倫審開催に向け与野党で協議を始める考えを記者団に示した。

　先の通常国会で参院政倫審が出席要求を議決したものの応じていなかった議員は離党した大野泰正氏を含め２８人。