米南部の車突入、単独犯とFBI 容疑者「昨夏前にIS加入」投稿
【ニューオーリンズ共同】米ニューオーリンズで1日に車が突っ込み多数が死傷した事件で、FBIは2日、現場で射殺された容疑者の男は単独犯だったとの見方を示した。男は事件前にフェイスブックに投稿した映像で2024年の「夏前に過激派組織『イスラム国』(IS)に入った」と主張していたという。
男は米国生まれで南部テキサス州のシャムスディン・ジャバール容疑者(42)。FBIはISに感化されたテロ事件として関係先を捜索した。
ラスベガスでも1日にトランプ次期大統領の一族が経営するホテルの前で車が爆発したが、FBIは「現時点で直接関連を示す証拠はない」としている。
ニューオーリンズの事件では、米メディアが監察医の話として死者数を15人と報じたが、FBIは2日の記者会見で14人が死亡、35人が負傷したと発表。報道の死者に容疑者が含まれていた可能性がある。
FBIによると、容疑者はフェイスブックの映像で、当初は家族と友人を標的にしようとしたが「不信心者との戦い」を強調するために計画を変更したと説明していた。
共同通信