コカイン15キロ密輸疑い カナダ人告発、東京税関
コカイン約15キロ(末端価格約3億7200万円相当)を密輸しようとしたとして、東京税関羽田税関支署は15日、関税法違反(禁制品輸入未遂)の疑いで、カナダ国籍の自称建設業、ディ・パイバ・ブランドン・ネルソン容疑者(25)を東京地検に告発したと発表した。
税関によると、告発は8日付。単独の航空旅客によるコカイン密輸の押収量としては全国で過去最多という。スーツケース内の菓子箱15箱に、小分けにして隠していたとみられる。
告発容疑は昨年12月21日午後10時半ごろ、カナダ・トロントから羽田空港に到着し、コカインを密輸しようとした疑い。税関職員が検査で発見した。
共同通信