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米、極右元指導者ら続々出所 21年議会襲撃事件、恩赦や減刑

 スチュワート・ローズ元服役囚=2017年6月、ワシントン(AP=共同)
 米議会襲撃事件で有罪となり、トランプ大統領の恩赦を受けて出所した元服役囚ら=21日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】AP通信は21日、2021年の米議会襲撃事件で扇動共謀罪などに問われた極右団体オースキーパーズの創設者スチュワート・ローズ服役囚や、極右組織プラウド・ボーイズの元リーダー、エンリケ・タリオ服役囚が出所したと報じた。トランプ大統領が20日、両元服役囚を含む事件で訴追されたほぼ全員に恩赦や減刑を与えていた。

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 両元服役囚は議会襲撃の服役囚の中でも特に重い量刑を言い渡されていた。民主主義の根幹を揺るがせた事件の刑事責任がうやむやとなり矮小化が進みかねないとして、当時の議会警備担当者からは恩赦や減刑を批判する声が上がっている。

共同通信