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米小型機墜落で7人死亡 搭乗者6人と地上の1人

 1月31日、煙が上がる小型航空機の墜落現場=米東部ペンシルベニア州フィラデルフィア(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部フィラデルフィアで1月31日夜に小型の医療搬送用ジェット機が墜落し炎上した事故で、パーカー市長は2月1日、乗っていた6人全員と、地上の車の中にいた1人が巻き添えになって死亡したと発表した。死者は計7人で、負傷者は少なくとも19人。

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 運航会社などによると、搭乗者6人は治療を終えてメキシコの自宅へ向かっていた女の子と母親、医師や操縦士ら。全員メキシコ人だった。

 パーカー氏は記者会見で、ジェット機は離陸後間もなく墜落したと指摘。運輸安全委員会(NTSB)や連邦航空局(FAA)と協力して原因を突き止めると強調した。米メディアは離陸後、1分程度で墜落したとしている。

 墜落現場は住宅街で、広範囲で火災が一時発生した。米メディアは1日、道路の一部が大きく陥没し、ジェット機の一部とみられる残骸や黒焦げになった多数の車が残る街の様子を伝えた。

 米国では1月29日に首都ワシントン近郊で乗客乗員64人が搭乗した小型旅客機と3人が乗った陸軍ヘリコプターが衝突したばかり。

共同通信

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