国公立大、2次試験始まる 前期日程、23万5千人志願
国公立大2次試験の前期日程が25日、全国各地の大学で始まった。172大学613学部に23万5719人が志願し、募集人員に対する倍率は昨年と同じ2・9倍。
北海道ではJR千歳線の事故の影響で、北海道大や小樽商科大が試験時間を繰り下げた。
国立大(81大学406学部)には17万8611人が志願し、倍率は2・8倍。公立大(91大学207学部)の志願者は5万7108人で、倍率は3・4倍。
東京都文京区の東大本郷キャンパスでは、受験生が開門前から列を作った。宮崎県立高校3年の黒木星馬さん(18)は「毎日、1分を大事にして努力してきた。3年間やってきたことを答案に出し切りたい」と話した。
後期日程は3月12日以降に132大学424学部で実施。一部公立大の中期日程は、3月8日以降に27大学39学部で予定している。