米国の関税上乗せに「断固反対」　中国、報復措置も示唆

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　【北京共同】中国商務省は２８日、トランプ米大統領が中国製品にさらに１０％の関税を上乗せすると表明したことに「断固として反対する」との報道官談話を発表した。「あらゆる必要な反撃措置を取り、合法的な権利と利益を守る」と述べ、報復措置の発動も示唆した。

　トランプ氏は合成麻薬「フェンタニル」が中国で製造されていることを理由にしているが、商務省は「中国は薬物の取り締まりを最も徹底的に行っている国の一つ」だと反論。「責任をなすりつけても問題を解決しないばかりか、（物価上昇で）米国の企業や消費者の負担を重くするだけだ」と強調した。