焼失拡大、2600ヘクタールに 岩手・大船渡の山林火災
岩手県大船渡市の大規模山林火災は4日、焼失面積がさらに500ヘクタール広がって約2600ヘクタールになった。2月26日の発生から拡大が続いている。消防や自衛隊は消火活動を続けた。建物被害は少なくとも84棟としているが、新たに複数の住宅が燃えているのが確認されており増える可能性がある。
避難指示の対象は1896世帯4596人に上る。自衛隊の大型ヘリコプターなどが空から消火を実施し、地上では全国各地から派遣された消防が24時間態勢で活動している。