NY株大幅反落649ドル安 米追加関税の発動影響懸念
【ニューヨーク共同】週明け3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、前週末比649・67ドル安の4万3191・24ドルで取引を終えた。トランプ米政権による追加関税の発動が景気に悪影響を及ぼすとの懸念から、売り注文が優勢となった。
トランプ米大統領はメキシコ、カナダ両国と関税回避での合意に関し「その余地は残っていない」と発言。関税発動が不可避との見方から、失望売りが広がった。前週末終値からの下げ幅は一時、920ドルを超えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も大幅反落し、497・09ポイント安の1万8350・19だった。