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財務省の森友関連文書、開示へ 交渉内部記録1カ月以内に

 加藤勝信財務相

 加藤勝信財務相は4日の衆院財務金融委員会で、森友学園に関する財務省の決裁文書改ざん問題を巡り、同省から大阪地検特捜部に提出された関連文書を開示すると明らかにした。森友学園との交渉記録に関する内部のやりとりなどは今後1カ月をめどに開示する。

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 財務相は「個人の権利を害する恐れのあるものなどに最低限のマスキングなどを施した上で開示する」と述べた。検察とのやりとりを示す文書や依頼に基づく文書は除く方針を示した。自民党の福原淳嗣氏への答弁。

 改ざんを苦に自殺した元近畿財務局職員赤木俊夫さんが取りまとめた文書は6月上旬をめどに開示するとした。主要な文書の開示には1年を要するとの見通しも示した。

 赤木さんの妻が関連文書の存否を明らかにせず不開示とした国の決定取り消しを求めた訴訟は2月14日、請求を認めた大阪高裁判決が確定していた。国は期限の同月13日までに上告しなかった。

 決裁文書改ざん問題を巡っては、赤木さんの妻が2021年に財務省などに開示請求したが、文書の存否を含め不開示とされたため、その後提訴した。

共同通信

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