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東北新幹線、車両の連結が離れる 上野―大宮、上越・北陸見合わせ

 連結が外れ、JR西日暮里駅付近に停車した東北新幹線(奥)と秋田新幹線の車両=6日午後0時57分、東京都荒川区
 JR東日本のロゴ

 6日午前11時半ごろ、東北新幹線の上野―大宮間で、はやぶさ・こまち21号の連結が分離し停車した。車両点検のため東北、上越、北陸の各新幹線が上下線とも運転見合わせとなった。JR東日本が、現場の状況を調べるとともに、復旧を急いでいる。

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 JR東によると、連結が外れたのは東京駅午前11時20分発の下り車両。「はやぶさ」と「こまち」の連結が走行中に外れたとみられ、西日暮里駅付近で停車した。はやぶさは新青森行きの10両編成、こまちは秋田行きの7両編成で、乗客は約450人と約200人の計約650人。空調は正常に作動しており、けが人はいないとしている。

 東北新幹線では昨年9月19日にも東京行きはやぶさ・こまち6号が宮城県の古川―仙台間を走行中、連結が外れて分離し緊急停車した。脱線はせず、乗客約320人にけがはなかった。

 JR東京駅では、荷物を携えた利用者がとどまり、戸惑った様子。「運転再開の見込みは立っておりません。再開には相当な時間がかかる見込みです」とのアナウンスが流れ、駅員は対応に追われていた。

共同通信

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