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24年の免許返納、42万件 5年ぶり増加、警察庁発表

 免許更新を前に認知機能検査を受ける高齢ドライバーら=2023年、群馬県桐生市

 警察庁は10日、2024年に運転免許証が自主返納された件数は前年から4万4957件増え、42万7914件だったと発表した。増加は5年ぶり。75歳以上が返納したケースは、全体の約6割を占め、26万4916件(前年比3347件増)で、75歳未満は16万2998件(同4万1610件増)だった。

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 東京・池袋で高齢のドライバーが母子をはねて死亡させた事故が起きた19年には過去最多となる60万1022件の返納があったが、新型コロナウイルス禍の20年以降は減少傾向だった。

 警察庁によると、75歳以上の免許保有者は24年末時点で789万7762人。

共同通信

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