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ナイフ持参「自宅から」 逮捕の男、配信女性死亡

 女性が刺された現場付近を調べる捜査員=11日午前、東京都新宿区

 東京都新宿区高田馬場の路上でインターネットの動画配信中だった女性が刺され死亡した事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された高野健一容疑者(42)が、事件に使ったサバイバルナイフを栃木県小山市の自宅から持参したと説明していることが12日、警視庁捜査1課への取材で分かった。容疑を殺人に切り替え、詳しい経緯を調べる。

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 女性は佐藤愛里さん(22)。高野容疑者が「(以前に)携帯料金や当面の生活費がないので貸してほしいと頼まれた」と話していることも判明。 2021年2月に動画配信を通じ佐藤さんを知り、22年8月ごろから勤務先の飲食店に通い金を貸すようになったという。「200万円を超える金を貸したが、返してもらえなかった」としており、昨年1月に栃木県警に相談していた。

 警察官に確保された際にサバイバルナイフを2本所持し、うち1本は血の付いた状態で容疑者の足元にあった。捜査関係者によると「ナイフは2〜3カ月前に通信販売で購入した」と話している。

共同通信

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