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自民、週内に年金法案協議 武見氏「国会提出へ努力」

 武見敬三氏

 自民党の武見敬三参院議員会長は16日のNHK番組で、自民内で国会提出先送り論が出ている年金制度改革法案の扱いについて、週内に党内の意見集約に向けた協議を始めると言明した。「党内手続きが始まるので、政府、与党がしっかり連携して国会に提出する努力をする」と述べた。自民は19日に厚生労働部会を予定している。

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 武見氏は、現行の年金制度のままでは就職氷河期世代が年金を受け取る際に「極めて低年金に陥る可能性が出ている」と述べ、改革の必要性を指摘した。一方で「課題が課題だけに取りまとめに時間がかかっている」とも説明した。

共同通信