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ホンダ、HV向けにトヨタ製電池 米国生産で連携、追加関税に備え

 2023年、トヨタ自動車が米ノースカロライナ州に建設していた電池工場(同社提供・共同)

 ホンダが米国でトヨタ自動車からハイブリッド車(HV)向け電池を調達する方針であることが18日、分かった。ホンダは米国で生産するHV向けに、電池を日本のメーカーなどから購入し、米国へ輸入している。米トランプ政権が追加関税を自動車に課した場合は対象になる可能性があり、経営への打撃が大きい。日本の大手2社が連携し、リスクに備える。

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 ホンダは2025年度に、トヨタの米南部ノースカロライナ州の車載用電池工場から調達を始めたい考えだ。米国でHV需要の伸びが見込まれており、安定的なサプライチェーン(供給網)の確保を目指す。トヨタにとっても、供給先が増えれば電池製造のコストを下げられる利点がある。

 ホンダは24年に米国で約31万台のHVを販売した。約142万台だった米国販売全体の2割超を占める。HVの売れ筋はスポーツタイプ多目的車(SUV)「CR―V」などがある。

 トヨタのノースカロライナ州の工場は約140億ドル(約2兆円)の巨費を投じて建設され、HVの他、PHVやEV向けの電池も手がける。

共同通信

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