米首都で「桜祭り」始まる 開会式、植村花菜さんが歌披露
【ワシントン共同】米首都ワシントンに春の到来を告げる毎年恒例の「全米桜祭り」の開会式が22日開かれた。ヒット曲「トイレの神様」で知られ、日米両国で活動するシンガー・ソングライターのKa―Na(植村花菜)さんが歌を披露し、会場を盛り上げた。ワシントンでは桜が一部咲き始めている。
全米桜祭りは、日米友好を願い、1912年に東京から桜の苗木約3千本が贈られたことにちなむ祭典。今年は4月13日まで。日本文化を紹介するイベントなど関連行事が続く。
山田重夫駐米大使はあいさつで、2026年に米国が建国250年を迎えるのに合わせて250本の桜の木を贈ると明かした。「これからも続く友情の証しだ」と語った。