閉じる

万博国内館が続々完成、お披露目 大阪府知事、先端技術体験しPR

 「大阪ヘルスケアパビリオン」で「ミライ人間洗濯機」を体験する大阪府の吉村洋文知事(右)=23日午前、大阪市此花区の夢洲

 大阪・関西万博は23日、開幕まで3週間となった。会場となる大阪市此花区の人工島・夢洲では、大阪府市をはじめ目玉となる国内パビリオンが続々と完成し、記者団にお披露目された。吉村洋文大阪府知事は最先端技術を自ら体験してアピール。各館は展示内容を事前に発信し、誘客につなげたい考えだ。

全国・海外の詳しいニュースはこちら

 府市の「大阪ヘルスケアパビリオン」は開館式を実施し、アンバサダーの歌手倖田來未さんらがテープカットした。

 内覧会では直径0・1ミリ未満の微細気泡で体の汚れをこすらずに落とす「ミライ人間洗濯機」を公開。体験した吉村氏は、介護での利用も見込めるとして「未来の風呂の形だ」と絶賛し、来館を呼びかけた。

 メインの「リボーン体験ルート」も試行。髪や筋骨格などのデータを測定すると25年後の姿がアバター(分身)で表示された。栄養や身体に関わる企業などのブースが並んだルートを経ると、アバターが健康的に生まれ変わる。うち一つでは、人工知能(AI)の提案に基づき、ゼリー飲料などが提供された。

共同通信

ライブカメラ

仙台市消防出場情報

杜の都防災メールより