
二宮和也、初のカンヌの舞台へ 映画『8番出口』正式招待決定「一度は立ってみたい場所の1つ」
俳優の二宮和也が主演する映画『8番出口』(8月29日公開)が、フランスで開催される「第78回カンヌ国際映画祭」オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】へ正式招待されることが明らかになった。二宮の主演作品がカンヌ国際映画祭に正式招待されるのは初めてこと。日本公開に先駆け、世界3大映画祭の一つ、カンヌの舞台でワールドプレミアを迎えることになった。
本作は、よくある地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められたプレイヤーがさまざまな“異変”に恐怖しながら「8番出口」を目指す、社会現象となったゲームが原作。
「第78回カンヌ国際映画祭」は、審査員長に『ポンヌフの恋人』『イングリッシュ・ペイシェント』『トスカーナの贋作』などで知られるフランスの名優ジュリエット・ビノシュを迎え、現地時間5月13日~24日に開催される。ベネチア国際映画祭(イタリア)、ベルリン国際映画祭(ドイツ)と並ぶ世界3大映画祭として知られている。
【ミッドナイト・スクリーニング部門】は、世界的大ヒットを記録した『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2017年)や、「第97回アカデミー賞」国際長編映画賞にノミネートされた『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』(24年)などの注目作品を輩出してきた部門。
正式招待決定を受け二宮は「川村監督から電話が来て 『え?アフレコ録り直しかも!?』と、恐る恐る出てみたら『ニノ!カンヌ決まったぞ!』という最上級の驚きの電話でした(笑)。その後は2人で喜び合い、オフィシャルセレクションだよ!ミッドナイト・スクリーニングだよ!凄すぎる!!と大盛り上がりとなりました。改めて…この作品に関わった全ての皆様!本当におめでとうございます!!」とコメント。
監督・脚本の川村元気は「この正体不明な日本の地下通路映画が、カンヌ映画祭という世界の晴れ舞台に呼んでもらえたという“異変”に、驚きと、喜びと、興奮を抑えきれません。この美しくも恐ろしい遊びを創ったKOTAKE CREATEさん、毎日ループ撮影と格闘した二宮和也さん、河内大和さんをはじめとしたすべてのスタッフ、優れた日本の才能たちと共に、世界の“入口”へと飛び込んできます」。
そして、原作のKOTAKE CREATEからも「自分の作ったゲームが、映像化され、さらにはカンヌ国際映画祭に行くなんて夢にも見ておりませんでした。これをきっかけに、より多くの人にゲームと映画の『8番出口』が届くとうれしいです」と、喜びの声が届いている。
■主演:二宮和也のコメント(全文)
川村監督から電話が来て 「え?アフレコ録り直しかも!?」と、恐る恐る出てみたら「ニノ!カンヌ決まったぞ!」という最上級の驚きの電話でした(笑)。その後は2人で喜び合い、オフィシャルセレクションだよ!ミッドナイト・スクリーニングだよ!凄すぎる!!と大盛り上がりとなりました。勿論、映画というものは公開日から観てくださった方々の心に届いて初めて完成するものです。ですが、映画に関わる人間なら一度は立ってみたい場所の1つでもあります。本当に最初から関わって作り上げた作品。より多くの方々に届くことを祈っています!改めて…この作品に関わった全ての皆様!本当におめでとうございます!!
■監督:川村元気のコメント(全文)
この正体不明な日本の地下通路映画が、カンヌ映画祭という世界の晴れ舞台に呼んでもらえたという“異変”に、驚きと、喜びと、興奮を抑えきれません。この美しくも恐ろしい遊びを創ったKOTAKE CREATEさん、毎日ループ撮影と格闘した二宮和也さん、河内大和さんをはじめとしたすべてのスタッフ、優れた日本の才能たちと共に、世界の“入口”へと飛び込んできます。
■原作:KOTAKE CREATEのコメント(全文)
自分の作ったゲームが、映像化され、さらにはカンヌ国際映画祭に行くなんて夢にも見ておりませんでした。これをきっかけに、より多くの人にゲームと映画の「8番出口」が届くとうれしいです。川村監督、二宮さん、河内さん、ほか映画に関わった皆様、本当におめでとうございます!
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