渡辺謙、日本に足りないものは「スピーディーさ」　世界への発信速度を指摘

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　俳優の渡辺謙（65）が24日、都内で行われた『ブロックバリュー新CM発表会』に登壇した。世界のテクノロジー市場に対してチャレンジするというテーマのCMにちなみ、世界を舞台に活躍する渡辺が、日本に足りないものについて私見を述べた。

　渡辺は「技術力や発想力は世界に引き取らないと思うんですけれども、もしかしたら速度…、それを立ち上げる速度だったりとか、世界に発信する速度が必要」と語る。「今は世の中の時間軸が早くなっている時代だと思うので、もっと世界への発信を早く、スピーディーになっていくと、もっといろんなことをご理解いただけるじゃないかなという風に思います」と指摘した。

　撮影の現場でも最先端のテクノロジーを感じることがあるといい「前回やりました『ザ・クリエイター』という映画もほぼCGがメインで、現場も非常にスピーディーにコンパクトに撮るんです。おそらく業界的にもかなり画期的なスピーディーな映画の撮影方法なんだなっていうのを感じました。昔みたいにグリーンバック使ったりとかしない。顔にドットをつけて普通の衣装のまま撮影をするんですけど、それを最終的に全部加工する。撮影時間も通常の半分以下だと思いますし、おそらく人件費も（半分）」と明かしていた。

　ブロックバリューは、AIサーバーの製造及び販売事業を行う。渡辺が出演する「サーバーの森へ」編、「生成される都市」編、「超高速エレベーター」編は25日より全国で放送される。