DICの米国子会社、持続可能なスマート農業を実現する食用藻類の培養工場を新設
プレスリリース詳細 https://digitalpr.jp/r/107988
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DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:池田尚志)は、食用藻類スピルリナの生産拠点である米国子会社アースライズ・ニュートリショナルズ社(Earthrise Nutritionals, LLC、以下「アースライズ社」)が、持続可能なスマート農業*¹を実現する新たな食用藻類の培養工場を2025年3月より稼働したことをお知らせします。投資額は約12億円です。同工場で生産される製品は、世界で最も厳しいとされる米国カリフォルニア州の食品規制*²に準拠しています。
最新テクノロジーを導入する新工場
アースライズ社は、持続可能なスマート農業を実現するため、新工場に以下5つの最新テクノロジーを初めて導入しました。
●約420,000㎡(東京ドーム8個分相当)の培養工場を一元管理するSCADA(監視制御)システム*³
●コストダウンと安全操業を同時に実現する協働アーム型ロボット
●AIによる藻類生育状況判定システム
●工場排水ゼロと高品質を同時に実現する使用水制御・管理システム
●ドローンによる工場解析システム
持続可能な環境対応型生産方式も実現
スピルリナの培養工程では、光合成により二酸化炭素(CO₂)が利用されます。アースライズ社では、外部から調達した1,200トン以上/年の精製CO₂をスピルリナ培養に利用し、地元公営電力会社(IID)*⁴が供給する再生可能エネルギーを50%以上使用することで、持続可能な環境対応型生産方式も実現しています。また、スピルリナから水抽出技術で生産される「リナブルー®」(食用スピルリナ青色素)の生産工程においても、最新テクノロジーを応用し工場排水ゼロを実現しています。
DICグループは、重要な経営方針としてサステナビリティー戦略を推進しており、同拠点に加え、中国の藻類培養工場においても外部への排水ゼロを実現するなど、これまでも環境対応に積極的に取り組んできました。今後も高品質で環境に配慮した製品をグローバルに提供していく方針です。
*¹ スマート農業は、最新のテクノロジーを活用して農業を効率化し持続可能性を高める手法。作物の生育状況や環境データをリアルタイムでモニタリングし、適切な時期に適切な処置を行うことで収量を最大化し、高品質な作物を生産することを目指す。また、省エネや省水、環境への配慮など、持続可能な農業を推進するための取り組みも含まれる。次世代農業として各国政府も普及を促進している。
*² 米国カリフォルニア州の食品規制は、安全飲料水及び有害物質規制(Proposition 65)などを指す。他の州よりも独自の環境基準や有害物質基準を設けており、特に厳格な規制が知られている。
*³ SCADA(Supervisory Control and Data Acquisition)は、工場などのシステムを監視・制御し、データ収集・分析・可視化するシステム。
*⁴ IID (Imperial Irrigation District)は、米国カリフォルニア州南部に位置する灌漑用水や電力供給を行う公共事業機関。
-アースライズ・ニュートリショナルズ社について
DIC の100%⼦会社であるアースライズ社は、⽶国カリフォルニア州に拠点を有し、健康⾷品向けの藻類「スピルリナ」およびスピルリナから抽出する⾷⽤⻘⾊⾊素「リナブルー®」を⽣産しています。屋外の藻類培養⼯場では、年間550 トンの乾燥スピルリナを⽣産しており、総培養⾯積は世界最⼤級(約19 万㎡)の規模を誇ります。創業以来、安定した屋外での藻類⼤量培養を⽶国本⼟で唯⼀⼿掛けています。同拠点は、最先端の⾷品安全認証FSSC22000 のほかエシカル認証SMETA も取得しています。
- DIC株式会社について
DICは日本で有数のファインケミカルメーカーです。DICを中心に世界全体でSun Chemical Corporationを含む約170の子会社によってグループが構成され、60を超える国と地域で事業を展開しています。グループ全体として、人々の生活に欠かせない包装材料、テレビやPC等のディスプレイに代表される表示材料、スマートフォンなどのデジタル機器や自動車に使用される高機能材料を提供するグローバルリーディングカンパニーと認知されています。これらの製品を通じて、社会に安全・安心、彩り、快適を提供しています。DICグループは持続可能な社会を実現するため、社会変革に対応した製品や社会課題の解決に貢献する製品の開発にグループ一丸で取り組んでいます。連結売上高は1兆円を超え、世界全体で21,000名以上の従業員を有するなか、DICグループはグローバルで様々なお客様に寄り添っていきます。詳しくは、https://www.dic-global.com/ をご覧下さい。
本件に関するお問合わせ先
【報道機関からのお問い合わせ】
DIC株式会社コーポレートコミュニケーション部
TEL: 03-6733-3033 E-mail:dic-press@ma.dic.co.jp
関連リンク
食用藻類「スピルリナ」
https://www.dic-global.com/ja/products/health_foods/
藻類由来青色素「リナブルー®」
https://www.dic-global.com/ja/products/natural_colorants/
アースライズ社(米国)
https://www.earthrise.com/
最新テクノロジーを導入する新工場
アースライズ社は、持続可能なスマート農業を実現するため、新工場に以下5つの最新テクノロジーを初めて導入しました。
●約420,000㎡(東京ドーム8個分相当)の培養工場を一元管理するSCADA(監視制御)システム*³
●コストダウンと安全操業を同時に実現する協働アーム型ロボット
●AIによる藻類生育状況判定システム
●工場排水ゼロと高品質を同時に実現する使用水制御・管理システム
●ドローンによる工場解析システム
持続可能な環境対応型生産方式も実現
スピルリナの培養工程では、光合成により二酸化炭素(CO₂)が利用されます。アースライズ社では、外部から調達した1,200トン以上/年の精製CO₂をスピルリナ培養に利用し、地元公営電力会社(IID)*⁴が供給する再生可能エネルギーを50%以上使用することで、持続可能な環境対応型生産方式も実現しています。また、スピルリナから水抽出技術で生産される「リナブルー®」(食用スピルリナ青色素)の生産工程においても、最新テクノロジーを応用し工場排水ゼロを実現しています。
DICグループは、重要な経営方針としてサステナビリティー戦略を推進しており、同拠点に加え、中国の藻類培養工場においても外部への排水ゼロを実現するなど、これまでも環境対応に積極的に取り組んできました。今後も高品質で環境に配慮した製品をグローバルに提供していく方針です。
*¹ スマート農業は、最新のテクノロジーを活用して農業を効率化し持続可能性を高める手法。作物の生育状況や環境データをリアルタイムでモニタリングし、適切な時期に適切な処置を行うことで収量を最大化し、高品質な作物を生産することを目指す。また、省エネや省水、環境への配慮など、持続可能な農業を推進するための取り組みも含まれる。次世代農業として各国政府も普及を促進している。
*² 米国カリフォルニア州の食品規制は、安全飲料水及び有害物質規制(Proposition 65)などを指す。他の州よりも独自の環境基準や有害物質基準を設けており、特に厳格な規制が知られている。
*³ SCADA(Supervisory Control and Data Acquisition)は、工場などのシステムを監視・制御し、データ収集・分析・可視化するシステム。
*⁴ IID (Imperial Irrigation District)は、米国カリフォルニア州南部に位置する灌漑用水や電力供給を行う公共事業機関。
以上
-アースライズ・ニュートリショナルズ社について
DIC の100%⼦会社であるアースライズ社は、⽶国カリフォルニア州に拠点を有し、健康⾷品向けの藻類「スピルリナ」およびスピルリナから抽出する⾷⽤⻘⾊⾊素「リナブルー®」を⽣産しています。屋外の藻類培養⼯場では、年間550 トンの乾燥スピルリナを⽣産しており、総培養⾯積は世界最⼤級(約19 万㎡)の規模を誇ります。創業以来、安定した屋外での藻類⼤量培養を⽶国本⼟で唯⼀⼿掛けています。同拠点は、最先端の⾷品安全認証FSSC22000 のほかエシカル認証SMETA も取得しています。
- DIC株式会社について
DICは日本で有数のファインケミカルメーカーです。DICを中心に世界全体でSun Chemical Corporationを含む約170の子会社によってグループが構成され、60を超える国と地域で事業を展開しています。グループ全体として、人々の生活に欠かせない包装材料、テレビやPC等のディスプレイに代表される表示材料、スマートフォンなどのデジタル機器や自動車に使用される高機能材料を提供するグローバルリーディングカンパニーと認知されています。これらの製品を通じて、社会に安全・安心、彩り、快適を提供しています。DICグループは持続可能な社会を実現するため、社会変革に対応した製品や社会課題の解決に貢献する製品の開発にグループ一丸で取り組んでいます。連結売上高は1兆円を超え、世界全体で21,000名以上の従業員を有するなか、DICグループはグローバルで様々なお客様に寄り添っていきます。詳しくは、https://www.dic-global.com/ をご覧下さい。
本件に関するお問合わせ先
【報道機関からのお問い合わせ】
DIC株式会社コーポレートコミュニケーション部
TEL: 03-6733-3033 E-mail:dic-press@ma.dic.co.jp
関連リンク
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https://www.dic-global.com/ja/products/health_foods/
藻類由来青色素「リナブルー®」
https://www.dic-global.com/ja/products/natural_colorants/
アースライズ社(米国)
https://www.earthrise.com/
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