閉じる

CONNEXX SYSTEMS,三菱ふそう・トラックバスと使用済みバッテリーをリユースしたEV Chargerの実証スタート

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

「eCanter」と「EnePOND® EV Charger」
電気小型トラック(eCanter)の使用済みバッテリーをEV用充電器にリユースする実証試験を2025年2月より開始

2025/1/28

次世代蓄電技術開発のCONNEXX SYSTEMS、三菱ふそう・トラックバスと共同でEVトラック「eCanter」の使用済みバッテリーをリユースした「EnePOND® EV Charger」の実証をスタート
CONNEXX SYSTEMS株式会社(本社:京都府相楽郡、代表取締役:塚本壽、以下「CONNEXX SYSTEMS」)は、三菱ふそう・トラックバス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役・CEO:カール・テッペン、以下「MFTBC」)と共同で、MFTBCの電気小型トラック「eCanter」の使用済みバッテリーを定置型蓄電システム(以下「ESS」)および電気自動車(EV)用充電器にリユースする実証試験(以下「本実証」)を、2025年2月より開始いたします。
EVの本格的な普及には、充電設備、特に急速充電器の拡充が不可欠ですが、そのためには送電線の高電圧化等が必要となり、多額のコストと時間がかかります。一方、一旦ESSに蓄電した電力を急速充電器に供給する形を取れば、そのようなインフラ投資は不要となりますが、その場合もESSの導入コストが問題です。このような課題がある中、CONNEXX SYSTEMSは、独自開発のBIND Battery®技術(日米欧特許)により、使用済みバッテリーにほとんど手を加えることなくリユースすることで、極めてリーズナブルに導入可能な定置型蓄電システム「EnePOND®」の開発を進めてまいりました。
 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501283465-O1-EEDv6L59

本実証は、eCanter従来型モデルの使用済みバッテリーを用いたEnePOND®とEV充電器と一体化したシステム「EnePOND® EV Charger」を京都府向日市(市長:安田 守)市役所に設置し、市の公用車であるEV軽自動車の充電に用いることにより、EV充電ソリューションとしての運用試験を行うものとなります。また、2025年中盤を目途に、MFTBCの川崎製作所(神奈川県川崎市)構内にも同様のシステムを設置し、運用する予定です。MFTBCは、本実証を、お客様のEVトラックの導入・運用を包括的にサポートする「FUSO eモビリティソリューションズ」の「バッテリーライフサイクルマネジメント」の取り組みとして位置付けています。CONNEXX SYSTEMSとMFTBCは、本実証により本システムの実用性を検証することで、使用済みEVバッテリーのリユースモデルを確立し、2026年を目標として商業化に向けた本格的な検討を進めてまいります。
なお、本システムは、2025年2月4日(火)~5日(水)に京都府向日市で開催予定の脱炭素テクノロジー・国際カンファレンス「ZET-summit 2025」(主催:ZET-Summit実行委員会)*1 においてお披露目される予定となっており、CONNEXX SYSTEMSとMFTBCは、同カンファレンスで本実証の概要をご説明します。

*1 ZET-summitについてはこちら

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501283465-O2-8XCmVU52
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501283465-O3-x6wTuk2L

CONNEXX SYSTEMSはEVを核とするサーキュラー・エコノミーの構築とカーボン・ニュートラルの実現に寄与するべく、本実証をファーストステップとして、EnePOND®を用いた様々なエネルギー・ソリューションのグローバル展開を推進してまいります。

EnePOND®について

EnePOND®は、BIND Battery®技術により、極めて安全かつリーズナブルに使用済みバッテリーをリユースした定置型蓄電システム(ESS)です。ユーザーは、ESS導入に伴う初期コストを低く抑えることができ、導入後も、遠隔監視・制御、予防的なバッテリー交換・回収等のO&Mサービスにより、長期間、安心してお使いいただくことが可能となります。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501283465-O4-8WKVY6V8

CONNEXX SYSTEMS株式会社について

CONNEXX SYSTEMS株式会社(CONNEXX SYSTEMS)は、革新的な蓄電地技術により、あらゆる国やエリアのエネルギー自立を促し、持続可能でレジリエントな社会の創出に貢献することをミッションとして設立されたスタートアップです。現在、産業用定置型蓄電システム製品や独自開発したハイパワー・リチウムイオン電池「HYPER Battery™」を展開しつつ、異種電池ハイブリッド技術「BIND Battery®」を活用した「EnePOND®」の開発や、鉄の酸化還元反応を用いた超高エネルギー密度革新電池「SHUTTLE Battery™」の開発等、未来のエネルギー・システムを変革し得るユニークで革新的な蓄電技術の開発及び事業化に取り組んでおります。

社名:CONNEXX SYSTEMS株式会社(CONNEXX SYSTEMS Corporation)
本社:京都府相楽郡精華町精華台7-5-1 けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)
設立:2011年8月24日
代表:代表取締役 塚本 壽
資本金:1億円(2025年1月28日現在)
事業内容:蓄電池及び蓄発電システムの開発、製造、販売、企画設計、システム・インテグレーション
URL:http://www.connexxsys.com

 

ライブカメラ