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【PR】縁の下の力持ち生コン圧送|新春トップインタビュー2024
株式会社ヤマコン▶代表取締役社長 佐藤 隆彦氏
▷昨年を振り返って。
建物や土木構造物を造る際に高さや奥行きのある場所へ生コンを送り込む「コンクリート圧送」という専門工事業がメインです。
キオクシア北上工場第二製造棟(北上市)やアーバンネット仙台中央ビル(仙台市青葉区)といった、地域経済の新しい拠点になるような施設の建設にも携われました。
▷総労働時間規制が強化される建設2024年問題への対応は。
私は同業500社が加盟する全国コンクリート圧送事業団体連合会(全圧連)の会長を務め、国土交通省にも窮状を訴えています。
私たちの仕事は、現場作業の前後に拠点施設との行き来や装置のメンテナンスが必要です。特に都市部では1日の作業時間が長くなりがち。どうしたら人と設備の稼働を最適化できるか、移動や作業を自動記録して可視化するなど、元請けとも知恵を絞ります。
▷11月に山形県産業賞を受けました。
あまり知られていない業態ですが、新国立競技場や羽田空港など県内外の施工実績が評価され、社員一同とても喜んでいます。
業界の人手不足は深刻で、このままでは社会を支える技術の継承も危ぶまれます。特に若い方に、やりがいのある仕事であることを知ってもらう契機になればと期待しています。
▷今年の展望を。
燃油高、人手不足、2024年問題と厳しい環境ですが、待遇改善を含めた人づくり、健康経営、持続可能性の追求を着実に進める年にしていきます。