【PR】グループ参加で新スタート｜新春トップインタビュー2025

株式会社アミノ うまい鮨勘▶代表取締役社長　上野　敏史氏

▷昨年は大きな変化があったそうですね。
　7月に大阪市に本社がある飲食業グループのSRSホールディングスの傘下となりました。「和食さと」を中心に国内外約800店舗のグループです。それまでは資本業務提携を結んだアント・キャピタル・パートナーズの経営指導を受けながら、飲食が基盤の企業を探していただきました。SRSグループとして、国内外33店舗のアミノの新しいステージとなります。
　SRSは東証プライム市場に上場しています。創業者の父は、従業員、特に板前さんの生活安定のために会社を上場するのが目標でした。上場企業の傘下に入る形ながら、私の代で目標に近づけたことは感慨深いです。

▷事業展開について今後の展望を。
　これまで宮城県内はもちろん、県外にも店舗展開を進めてきました。そのノウハウを生かし、SRSの理念を重ねながら店舗を展開していきます。
　弊社の強みは職人が店内で仕込み、握る点ですが、それは店舗拡大において人材採用難の観点からも弱みになります。そのバランスを取りながら、新店舗を出店し、事業拡大をしていくことになると思います。
　現在ある海外の店舗は、これまでと異なり、総合和食の可能性も検討し始めています。

▷地域貢献活動もなさっていますね。
　「木を植える鮨屋」を屋号にしており、宮城県内で植樹活動を行ってきました。今年も自治体と協働しながら進めたいと思っています。