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【PR】半導体製造支える先端技術|新春トップインタビュー2025

株式会社NTKセラテック▶代表取締役社長 堀田 諭史氏

▷昨年を振り返って。
 私たちは、主に半導体製造に欠かせないセラミックス部材を造っている会社です。主力の静電チャックなどは、半導体の性能を左右するほど重要な製品であり、材料開発・素材製作から研磨加工・洗浄まで一貫した製造プロセスでの高い技術力に高評価を得ています。
 コロナ禍で活発だった半導体需要は2年ほど足踏み状態でした。昨年後半からAI関連の盛り上がりで回復傾向にあります。
 中国の景気後退懸念はあるものの、IoT(モノのインターネット)デバイス、5G、自動運転、電力消費制御などの普及で拡大基調が続くと期待しています。

▷今年の抱負を。
 半導体市場は2030年にかけて年2桁以上の成長が予測されており、これに対応できる生産能力を強化しなければなりません。
 私たちは国内4カ所目の生産拠点となる新工場を宮城県富谷市に設置します。間もなく着工予定で、26年6月の竣工を目指しています。多くの新規雇用も計画しています。

▷「創造と挑戦を楽しむ」を企業スローガンにしています。
 日本特殊陶業が親会社になった15年に従業員の発案でできたスローガンです。昨年4月に社長に就任して以来、私はさらに「スピード感を持ってチャレンジしていこう」と呼び掛けています。
 市場の変化、技術の進化、顧客ニーズの変動に対し、素早く判断し反応し適応する力が今後ますます重要になると考えています。

株式会社NTKセラテック