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【PR】食産業を創造する地域商社|新春トップインタビュー2025

株式会社かね久▶代表取締役社長 遠藤 伸太郎氏

▷昨年スタートさせた「みやのとプライド」とは。
 能登半島地震の被災企業を、石川県の食材を使い商品開発で応援する連携プロジェクトです。東日本大震災の経験者として何かできないかと、被災地における成功例・失敗例を石川県食品協会に提言させていただきました。
 その後、能登みそと仙台みそを合わせ味付けした「牛たんうま味噌」や加賀蓮根やのどぐろ蒲鉾などを金華サバの出汁で仕上げた「みやのとおでん」などを発表し8月には連携協定を締結し企業再建のきっかけとなる支援を行いました。

▷貴重な資源を有効活用しエシカル消費を推進する企画「みらい・バリュー・TOHOKU」にも取り組んでいます。
 低利用魚を有効活用した「ノロンボフライ」の販売が順調です。タコの皮と魚のすり身を合わせた「たこ焼き風」の新商品「たこ揚げクン」も新発売しました。また仙台新名物として新発売したスイーツ惣菜「仙台ちーずんだ」は発売から10カ月で約20万個の販売実績となっています。

▷新年の活動は。
 「食文化を次世代へ継承」を目指した活動を展開します。今、全国で魚離れの傾向が見られます。地域の幼稚園などで自社商品の無料提供などを通じて、こうした流れに歯止めをかけたいですね。
 またグループ会社が大阪で経営している「クレープえんどう」は2店舗とも販売が好調です。こちらの3店舗目のオープンも目指したいです。

株式会社かね久